26th,June,2005     更新

 世界遺産アルベロベッロのトゥルッリ見たさに、南イタリアとシチリア島、ついでと言っては何ですが、マルタ島まで足を延ばして来ました。
 
 今回もナポリは雨模様で「ナポリを見て死ね」と言われてもこんなナポリでは未だ死ねません。 カプリ島の「青の洞窟」にも入れませんでしたし・・・。

 今回の写真撮影はニコンのCoolpix8800をメインにPLフィルターを多く用いましたが、手ぶれ補正機能を過信して室内でもフィルターを外さず撮ったために、かなり失敗をしました。

 旅のスケッチ用としては800万画素は無用の長物で、高画質の設定ではメモリーがあっという間に無くなるので、已む無く途中から設定を落とさざるを得ませんでした。

 メモリーカードはどんどん安くなっていますのでGBクラスのメモリーを持って行かないと安心できませんネ。但し大容量のメモリーカードは、書き込みスピードに注意が必要のようです。

 それはさて置き、ナポリでは予定には無かった考古学博物館に立ち寄ることが出来、大収穫でした。ここはゆっくり時間を掛けて見るべき価値があります。
 ここに有ると思っていなかった「カリピュゴスのヴィーナス」に回り逢えて大いに儲かった気分になりました。ギリシャやローマその他の博物館よりも、完璧な形の物が多く収蔵されており、再訪したい所です。
 
 アルベロベッロは期待に違わず圧巻でした。何故あそこだけにあの建築法が残っているのか、好適な材料の石が手近に有ると言うだけでは納得し兼ねる光景でした。写真でその感激の一端でも感じ取っていただけるでしょうか。

 シチリア島、マルタ島には先史時代ギリシャローマ時代の遺跡も数多く有りますが、規模構造その他立派さと言う点では他に譲るように思いました。

 マルタ島は至近距離にあるイタリアよりも、160年にわたるイギリス統治の影響を色濃く残し左側通行・言葉はマルタ語か英語・通貨もマルタリラといった独立共和国であることを、行って初めて知りました。 

 カルタジローネのマヨルカ焼きと呼ばれる陶器・ベルギーと全く同じゴゾ島のレース、これらが何故ここに定着して名産品になったか、興味は尽きないものの自分で調べる能力も時間もありません。
 
 今回の旅のスケッチとして、200枚の写真をスライドショーの形に纏めましたのでご高覧頂ければ幸甚です。
               クロコ アキラ 敬白 

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